日本武将名鑑 その17「足利義教」
- 2016/07/19
- 01:29
毎日小学生新聞 (2016年6月17日掲載)
「ニッポン武将名鑑」その17は室町6代将軍足利義教 です。
歴代の将軍の中でも唯一くじびきで選ばれたという異色中の異色。
なおかつ将軍就任後は張り切りが空回りしすぎて、徹底した恐怖政治を実行。
気に入らないものは斬首!斬首!また斬首!
その姿勢から「万人恐怖」と恐れられ、
後年の織田信長のような、いやそれ以上の暴君ぶりを発揮しました。
ま、こういう人はやっぱり恨み買いますよね。
義教公の最期はご想像の通りで、
疑心暗鬼にかられた守護大名、赤松満祐により暗殺されてしまいました。
この頃、鎌倉府の足利持氏がその配下の上杉氏と不和になり乱が勃発。
室町政権の意を汲んだ上杉氏に敗れた持氏は自害。
持氏の子、春王丸、安王丸らを擁立して立ち上がった結城氏もまた幕府軍に敗れました。(結城合戦)
主を失った鎌倉府はいったんは消滅。
のちに持氏の遺児(のちの足利成氏)をもって復活を果たしましたが、上杉氏との確執はおさまらず結局、関東全体を巻き込んだ大きな争乱に発展してゆきました。
関東平野は早い段階で戦国時代に突入していったのです。

「ニッポン武将名鑑」その17は室町6代将軍足利義教 です。
歴代の将軍の中でも唯一くじびきで選ばれたという異色中の異色。
なおかつ将軍就任後は張り切りが空回りしすぎて、徹底した恐怖政治を実行。
気に入らないものは斬首!斬首!また斬首!
その姿勢から「万人恐怖」と恐れられ、
後年の織田信長のような、いやそれ以上の暴君ぶりを発揮しました。
ま、こういう人はやっぱり恨み買いますよね。
義教公の最期はご想像の通りで、
疑心暗鬼にかられた守護大名、赤松満祐により暗殺されてしまいました。
この頃、鎌倉府の足利持氏がその配下の上杉氏と不和になり乱が勃発。
室町政権の意を汲んだ上杉氏に敗れた持氏は自害。
持氏の子、春王丸、安王丸らを擁立して立ち上がった結城氏もまた幕府軍に敗れました。(結城合戦)
主を失った鎌倉府はいったんは消滅。
のちに持氏の遺児(のちの足利成氏)をもって復活を果たしましたが、上杉氏との確執はおさまらず結局、関東全体を巻き込んだ大きな争乱に発展してゆきました。
関東平野は早い段階で戦国時代に突入していったのです。
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