イラスト展示のお知らせ@長野県立歴史館
- 2022/07/02
- 23:38
7月9日(土)から8月21日(日)まで、長野県立歴史館(長野県千曲市)で開催される、
西川かおりイラスト展
「そこに根井氏がいたー木曽義仲・義高と仲間たち-」
のお知らせです。
西川かおりさんは、信州上田市出身の漫画家兼、木曾義仲研究者で、現在は木曽町の義仲顕彰施設の「義仲館」のプロデューサーもつとめています。今回は義仲を支えた、地域の武将、根井(ねのい)氏に焦点をあてたイラストの展示になります。
で、今回の展示にゲストとして私、さくらいも参加させていただくことになりました。
私は歌舞伎や文楽で上演される、義仲主従がモチーフになっている作品をイラスト絵巻風で描き下ろしました。
木曾義仲は今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場していたのは記憶に新しいところ。青木崇高さんが演じられた義仲公、とてもカッコよかったですよね。
地元の豪族たちとあつい信頼関係を築き、その力をもって平家討伐の兵を挙げた義仲。
そんな義仲と、その一党が、文楽や歌舞伎の中で
どのように描かれているのかをちょっぴり感じていただければ、と思います。私も歌舞伎初心者ながら同じ演目だけをずっと観ていたせいか、すっかり義仲びいきになってしまいました。
長野県にお住まいの方、またそうでない地域の方もぜひあそびにいらしてくださいな!
https://www.npmh.net/exhibition/2022/02/post-34.php

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「井草川暗渠手ぬぐい」発売中でございます〜。
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- 02:13

「井草川タオル」が夢に出てきたという、お告げのような話題が元になり立ち上がった「井草川手ぬぐいプロジェクト」。
今はもう地上を流れない井草川暗渠を丸ごと手ぬぐいにしようという試みが始まったのは2019年の夏ことでした。かつて行われた「井草川と縄文と」という展示に参加したメンバーが中心となり手ぬぐいづくりが始まりました。
プロデューサーは実際に夢体験をした吉村生さん(暗渠マニアックス)。
手ぬぐいのデザインを担当するのは数々の手ぬぐいを手掛けてきたデザイナーの宇野陽介さん。
そして私、さくらいようへいはイラストを担当させていただきました。
イラストを描くにあたり、プロジェクトメンバー全員で源流部の切り通し公園(杉並区上井草)からゴール地点の妙正寺池(杉並区清水)までを歩き、縄文から現代にまで続く川辺に暮らす人の生活を感じました。
川としては距離も短いし、極端な派手さはないものの、じっくりと体感するとやはり川の魅力に溢れた井草川。西武線の線路下を潜り、また戻ってくる蛇行ぶりは自然の強さを感じずにはいられません。
そしてなんと言っても、井草川を挟んで陣を敷き、その緩やかな斜面を上り下りしたであろう太田道灌の存在。現在は橋跡の石碑が残るのみですが、かつては「道灌橋」と呼ばれる橋が架かっていました。
文明9(1477)年、長尾景春の乱に同調した石神井城主・豊島泰経を鎮圧するため、江戸城を出撃した道灌は練馬城を守る泰経の弟、泰明を巧みにおびき出し江古田原で迎撃。そのまま石神井城へ攻めかかりわずかな期間ののちに石神井城を陥落せしめたのです。
このドラマはイラストにしないわけにはいきませんよね。
手ぬぐいは井草川暗渠をその源流からゴール地点までを分かりやすくマップ仕立てにおこしたもの。所々に見受けられる名所や、杉並区ではおなじみの暗渠サインが宇野さん手がけるデザインのもと、かわいく散りばめられています。
これから春を迎え、井草川沿いも桜の花がきれいな季節を迎えます。井草川暗渠マップ手ぬぐいを片手に暗渠めぐりはいかがでしょう!支流域にある井草湯で一休みもいいかもしれませんね。
肝心の販路ですが、詳しくはプロジェクトのリーダー・高山英男さん(暗渠マニアックス)のブログをご覧くださいませ!
※当初、100本限定の商品でしたが、あっという間に品切れ状態だそうで、増刷が決定いたしました。今しばらくお待ちくださいませ~!